保育園・幼稚園の内装工事と施工 業者選びに失敗しないコツとは?

///保育園・幼稚園の内装工事と施工 業者選びに失敗しないコツとは?

保育園・幼稚園の内装工事と施工 業者選びに失敗しないコツとは?

2018-03-20T16:35:34+00:00 内装施工業者|

 

保育園や幼稚園の内装工事や内装施工の際、業者選びは重要なポイントとなってきます。開業時や老朽化に伴うリフォームの際に、保育園開業コンサルや、建設事務所、設計事務所に紹介されて内装業者を決める人がほとんどではないでしょうか。

保育園の内装業者選びは、こういった紹介や仲介のケースが多く、ネットでもあまり情報がありません。しかし、特に認可保育園などの場合は、内装設計や防火対策など、国・自治体の基準に準じて施工する必要があります。保育施設の内装を依頼したけど、行政の審査に通らなく追加工事が必要なったり、工期が遅れて開園時期が延期なったり、ふたを開けてみたらトラブルになるケースも少なくありません。

保育園、幼稚園の内装施工業者は、実務経験やノウハウが豊富で、信頼のある施工会社を選ぶことが重要です!では、どういった基準で業者選びをすればいいのか?この記事では、保育園の内装業者選びに失敗しないコツを教えます。

 

保育施設の設備基準を守った施工ができるか?


 

保育園の内装工事を依頼する際、補助金や助成金を活用することが多いと思います。その際に、最重要なのは認可保育園の基準に沿った内装施工をしっかり行えるかどうかです。幼稚園設置基準及び児童福祉施設最低基準に定められた、項目を守っていないと認可がおりません。

内装工事が終わったけど、認可がおりず追加工事で費用が大幅に膨らんだり、工事期間が延びて開業予定日が遅れるなんてことになっては、大惨事です。例えば、認可保育園の内装工事の際、以下の設計基準があります。

  • 保育室は敷地は0・1歳児では1人当たり3.3㎡、2歳以上児では室内1.98㎡+園庭が3.3㎡必要。
  • 消防署の立ち入り審査の基準を満たした防火対策
  • 施設面積が100㎡を超える場合は、建物を児童福祉施設への用途が変更する確認申請が必要となる可能性が高い(確認申請に時間がかかり、工期が遅れる)

などなど、これはほんの一部ですが、守るべき多くの基準があります。
例えば、施工会社が、数十万~数百万のコスト削減を目指した内装工事を行い、消防署の立ち入り審査にひっかかり、追加で削減したコスト以上の追加工事が必要になったり、助成金が受けられくなったというケースも珍しくありません。

保育園や幼稚園の施工経験やノウハウのある施工会社であれば、そういった基準や、工期が絶対遅れてはいけないことを熟知しています。施工業者を選ぶ際は、保育施設の施工経験が豊富か?が重要なポイントになります。

 

園児と保育士のことを考えた内装施工ができるか?


 

近年、待機児童問題対策として、国や自治体が助成金・補助金を支給して、保育施設数を増やしています。保育園経営をする方は、数年ではなく、今後10年、20年と経営していくことを見据えている方が多いと思います。

今後、保育施設の増加が進めば、いずれ待機児童問題が解消されたり、施設数が供給過多になる時代が可能性が高いです。そういった時に重要になるのが、親御さんや園児に「選ばれる保育園」であるか?です。

園児の健康を考慮した、アレルギーや喘息の出にくい天然無垢材を使用した施設や、施設のセキュリティ対策、園児に優しい素材の家具など、施設の設計や内装が、保育園の強みの一つになってきます。

また、保育士など従業員の採用や離職率が厳しい業界のため、優秀な人材確保も、安定した保育園経営に重要になってきます。保育士が冬でも快適に過ごせる、事務室、保育室の床暖房や、導線を考慮した内装設計、事務室や保育室から玄関や園庭が見やすい窓の配置、負担の少なく済む来客の受付設計など、保育士に選ばれる空間づくり、内装施工を提案できる施工業者を選ぶことも重要です。

そうした保育園ならではの提案ができるのは、やはり保育施設を多く手掛けて、保育施設経営者や園長先生の立場で考えられる施工業者になります。この施工業者は、保育園・幼稚園の施工経験が豊富か?細かいところに手の届く施工提案ができるか?などを考慮しましょう。

 

保育園に必要な内装施工の提案力


 

上記で記述した通り、内装施工業者を選ぶ際、保育園ならではの内装提案ができる業者であるかが重要です。では、実際にどういう項目を考慮すればいいか?一部ですが、下記にまとめました。

・安全性

保育園、幼稚園は大切な小さい子どもを預かる施設です。子どもの安全を第一に考える内装設計を提案できる業者である必要があります。

  • 走りまわる子どもがケガしにくい設計
  • 消防署の立ち入り検査だけでなく、今後の運営面を考えた防火対策
  • ハウスダストなど健康に配慮した素材選び
  • 地震など災害の際に、物が倒れにくい、避難しやすい内装設計

などなど、子どもだけでなく働く保育士などの従業員の安全も考えた、安全対策ができるか。

 

・子どもの遊び心を促進させる内装

好奇心旺盛な子どもが、創造性を育んだり、遊びまわることを促進する、室内を広くみせる内装設計ができているか。屋外の園庭だけでなく、雨天時でも廊下や半野外空間を有効活用した空間や仕掛けは、子ども達の運動量の確保に繋がります。

 

・環境にやさしい

環境に優しい保育園は、子どもにも保育士にも優しく、また教育の一環としても有効です。ゴミの分別を楽しく行える仕掛けや、園内に有機農園を設置して、子どもたちの食育や環境についての意識を育むこともできます。

また、化学物質の少ない天然無垢材を使うことは、アレルギーやぜんそくなどの健康面にも優しく、園舎の老朽化防止にもなります。

 

・周辺地域を考えた設計

保育園や幼稚園は、どうしても騒音など周辺地域の方とのトラブルに発展するケースもあります。周辺地域の方が短時間使用できる無料駐車スペースや、保護者の送迎時に地域に迷惑をかけない駐輪スペースなど、周辺地域と上手く付き合っていける、園であることが理想です。

 

 

・セキュリティ対策

大切な子どもを預かる以上、セキュリティ対策は万全でなければいけません。また、保育業界は女性の働き手も多いため、不審者などの侵入を防ぐ、防犯対策は、子ども、保護者、従業員が安心して保育活動を行う上で重要です。